入道雲、積乱雲は不思議と世界の端にできます。
世界、って言い方は大げさだけど。
自分の上にある空、自分から見える
ぐるり周りの端にできるのね。
そんな世界の端っこの向こうまで行ける人。
王はそんなイメージです。

↑ 夏生まれと冬生まれ ↓


きっと丹羽中一緒に大学生になると思うのですが。
王はなんだか世界に旅立ちそうな気もするです。
卒業を待たずにルビーとか掘りに行きそう。

一流大学を出て、一流企業に就職
あるいは中央官庁に就職。
それが自分の未来と思っている中嶋ヒデには
王の選択は馬鹿げているとしか思えなくて。
考え直せとは言うけれど。王は聞くはずもなく。
どうしようもできなくって
そんなことなんでもないという振りをするの。
いなくなってから胸に開いた空洞に唇を噛むの。

松任谷ユーミンの曲で題名を忘れたのですけど
(さみしさの行方、かなあ)古い歌で。
『悪ぶる私しか知らず
あの時旅立っていった
お互い自分の寂しさを抱いて
それ以上は持てなかった』
そんな感じ。

その後、学生の時に考えていた
華やかな未来なんてどこへやら
自分でもきっと理由は分からぬまま
中嶋さんは教師になってBL学園島に居続けるのです。
まるでそこにいれば王が帰ってくるかというように。

丹羽への想いに封じられているかのように。